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点滴療法とは
点滴療法は、日常不足しがちなビタミンやミネラル、体内に存在する有効成分などを静脈内投与し、身体を本来あるべき状態に保つことを目的とした治療法です。抗酸化作用、免疫力向上、代謝改善などの作用により、様々な症状に対して効果が期待できます。サプリメントを経口摂取するのに比べ、吸収率が高いことが特徴です。
点滴慮法には様々な種類がありますが、当院では、症状や目的に応じてご提案しております。お気軽にご相談ください。
点滴療法メニューは自由診療です。公的医療保険の適用はございませんので、全額自己負担となります。
また、初回のみ別途カウンセリング料として2,200円(税込)かかります。
プラセンタ
注射用のプラセンタはヒトの胎盤から有効成分を抽出したものです。アミノ酸や細胞を活性化させる成分が含まれ、新しい細胞の生成を助ける働きがあります。
そのため、美肌促進やエイジングケア、免疫力向上、抗アレルギー作用、滋養強壮など幅広い効果があることが知られています。などに用いられています。また肝機能を高め改善するため、⼆⽇酔い対策にもお勧めです。
プラセンタ療法の効果が期待できるもの
- 美白
- 慢性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
- 慢性じんましん
- 花粉症
- アレルギー性鼻炎
- 肩こり
- 気管支喘息
- 更年期障害
- 月経困難症
- 自律神経失調症
- 冷え症
- 慢性疲労
- 滋養強壮
人胎盤由来プラセンタ(Laennec:ラエンネック)を使用しております。
- 投与方法
- 筋肉または皮下注射
- 副作用
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注射部位の内出血、疼痛、発赤、腫脹、腕の怠さ、掻痒感が生じることがありますが、徐々に軽快し通常1-2週間で消失します。
ヒト組織由来成分を含有する製剤のため、稀にアナフィラキシーショックを起こすことがあります。 - 投与量、投与回数
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初回は1アンプルの投与となります。
2回目以降は症状や目的に応じて増量可能であり、1~2週間毎に注射するのが効果的です。 - 入手経路等
- 当院で使用するヒト胎盤抽出物(プラセンタ)は、株式会社日本生物製剤で製造されたものです。
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品当の有無
- ヒト胎盤抽出物(プラセンタ)を一般名とする医薬品は日本国内で厚生労働省により「慢性肝疾患における肝機能の改善」で承認されていますが、承認されている効果・効能および用法・用量と、当院における使用方法・目的は異なります。
- 安全性について
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当院ではラエンネックを使用しています。厳密なウイルス等感染症のスクリーニング、不活化処理、製品試験を経て製造されていますが、ヒト組織由来成分がゆえにそのリスクを完全に否定することはできません。このため、ヒト組織・血液を原料とした製品を一度でも使用した方は献血や輸血ができなくなります。
※昭和49年の製品発売開始以来、ラエンネック投与による感染症の報告はありません。
所要時間 | 10-20秒程度 |
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投与頻度 | 1~2週に1回 |
投与量 | 初回1A、2回目以降は適宜増量可能 |
副作用 | 注射部位の内出血・疼痛・硬結、アレルギー反応(発熱、掻痒感、発疹など) |
価格 |
1A 1,100円(税込) 2A 2,200円(税込) 3A 2,750円(税込) 4A 3,300円(税込) ※3A以降は1Aにつき500円増(税込) |
ニンニク注射
ビタミンB1を中心とするビタミンB群が主成分です。
ビタミンB1は、摂取した糖質を分解し、身体や脳が活動するのに必要なエネルギーを産生する際に不可欠な成分です。ビタミンB1が不足した状態では糖質が効率よくエネルギーに変換されなくなり、乳酸等の疲労物質が蓄積する結果、疲労感や倦怠感、食欲不振等があらわれます。また脳・神経の働きにも影響し、集中力低下や不安、イライラ等の症状も出てきます。
注射をすることにより新陳代謝が高まり、蓄積していた乳酸等の疲労物質の排出効果により疲れや怠さが解消されます。また、糖をエネルギーに換える働きにより肥満予防効果も期待できます。
- 以下のような症状に効果が期待できます
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- 疲れやすい、なかなか疲れがとれない
- 風邪をひきやすい
- 夏バテしやすい
- 二日酔い、肝臓が弱っている
- 代謝が落ちて肥満傾向
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- 投与頻度について
- 体調やスケジュールに合わせて、1-2週間に1回の継続が効果的です。個人差はあるもののにんにく注射は比較的即効性があるのが特徴ですが、健康的な生活習慣を心がけていただくとより良い効果が得られます。
- 副作用について
- 主要成分であるビタミンB1は「水溶性ビタミン」と呼ばれ、水に溶けやすい性質を持っています。そのため体内に取り入れても過剰分は尿中へ排泄され、重大な副作用のリスクはほとんどありませんが、悪心・嘔吐、下痢、掻痒感、発疹等が起こる場合があります。また注射部位の内出血や疼痛等が一過性に生じることもあります。
- 医薬品医療機器等法上の承認(未承認医薬品等であることの明示)
- 当院で行う美容目的・健康増進目的での使用については、医薬品医療機器等法上では国内で承認されておらず、自由診療となります。院内調剤(一部外部委託)として適法に調剤しています。
- 入手経路等
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当院で使用するビタミン製剤は国内製造のものを医薬品卸売業者より入手しています。
製造販売元;原沢製薬工業株式会社 - 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無
- 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
- 諸外国における安全性に係る情報
- ニンニク注射は水溶性ビタミンB類の配合剤です。余分に摂取しても尿から排出されるため体内に蓄積することがなく、安全面に問題はございません。
処置時間 | 10分程度 |
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投与頻度 | 1~2週間に1回 |
副作用 | 悪心・嘔吐、発疹、掻痒感、稀にショック症状(血圧低下、全身皮膚紅潮、呼吸困難等)、注射部位の疼痛、内出血、発赤、腫脹など |
予約の必要性 | なし |
価格 | 1,650円(税込) |
グルタチオン点滴療法
グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からなるトリペプチドです。
ヒトのほとんどの細胞に高濃度に含まれており、薬物や異物の解毒に関わっています。生体内の抗酸化機構としても必須の物質で、体内で生じた活性酸素の反応体である過酸化水素や脂質過酸化物の還元・無毒化に重要な役割を果たしています。
グルタチオンは免疫細胞内の酸化還元調節に関わり、ナチュラルキラー細胞の活性やリンパ球増殖能を亢進させ免疫機能を向上することが分かっています。他にも肝機能低下の抑制、生体外異物の解毒、肌質改善、抗動脈硬化、認知機能改善などの各種知見がこれまでの研究で示されています。
グルタチオンの作用メカニズムとしてはフリーラジカルや活性酸素種により引き起こされる酸化ダメージの抑制や組織の酸化還元状態の調節、生体に取り込まれた異物の解毒作用が重要な役割を演じていると考えられています。
グルタチオンは、従来医薬品として薬物中毒、アセトン血性嘔吐症(自家中毒、周期性嘔吐症)、慢性肝疾患における肝機能の改善、湿疹、皮膚炎、妊娠悪阻などの治療に使われてきました。最近ではグルタチオンの美白美肌効果が注目されています。コラーゲンの生成、しみの原因となるメラニン生成抑制、皮膚の新陳代謝の促進により、お肌を若々しく健康に保つことが期待できます。有害ミネラルを取り除きデトックス効果があるともいわれています。
またパーキンソン病等の脳内酸化ストレス過多状態に対し、臨床適用拡大に向けた応用研究も進んでいます。パーキンソン病は、黒質のドパミン神経細胞の障害によって発症する神経変性疾患で、静止時振戦、筋固縮、運動緩慢・無動を特徴とします。様々な治療薬が開発されてきているものの、病勢の進行そのものを止める治療法は現在までのところ開発されていません。
パーキンソン病では黒質におけるグルタチオン濃度が健常者より著しく低下していることが示されており、グルタチオンの減少に伴う活性酸素の増加により黒質が障害されることが、パーキンソン病の原因の一つとも考えられます。米国においては、パーキンソン病に対してこのグルタチオン療法を積極的に取り入れ、有効性が報告されています。そして日本でも補完代替医療の一つとして、治療に応用されてきています。
加齢や疾病、各種ストレスによって身体が酸化に傾くと、体内のグルタチオン濃度は低下します。そのため、体内のグルタチオン濃度を適切に保つことは健康維持において欠かせないものと考えられています。
身体の内側から元気に若々しくなりたい方にお勧めの点滴です。
- グルタチオン点滴の効能
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- 美白効果;シミ、そばかす、肝斑、くすみ
- 美肌効果;肌荒れ、皮膚炎
- 疲労回復;慢性疲労、ストレス過多
- 肝機能改善;アルコール性肝障害
- 自己免疫力の安定化;気管支喘息、アレルギー疾患
- パーキンソン病;振戦、筋固縮、動作緩慢、歩行障害、姿勢異常
- 医薬品医療機器等法上の承認(未承認医薬品等であることの明示)
- 当院で行う美容目的・健康増進目的での使用については、医薬品医療機器等法上では国内で承認されておらず、自由診療となります。院内調剤(一部外部委託)として適法に調剤しています。
- 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無
- 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
- 投与頻度について
- 体調やスケジュールに合わせて、1-2週間に1回の継続が効果的です。個人差はあるもののにんにく注射は比較的即効性があるのが特徴ですが、健康的な生活習慣を心がけていただくとより良い効果が得られます。
- 医薬品医療機器等法上の承認(未承認医薬品等であることの明示)
- 当院で行う美容目的での使用については、医薬品医療機器等法上では国内で承認されておらず、自由診療となります。
- 製造販売業者等
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製造販売元;長生堂製薬株式会社
販売元;日本ジェネリック株式会社 - 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無
- 本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医薬品はありません。
- 安全性等について
- 一般的な点滴療法のリスク・副作用・合併症以外に、重篤な副作用等の報告はありません。
処置時間 | 30分 |
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投与頻度 |
1~2週間に1回、2~3ヶ月 ※パーキンソン病に対する点滴療法 週2~3回の頻度で2~3ヶ月後効果判定、その後は週1回 継続 初回800mg/30分、2回目1200mg 3回目~1600mg |
副作用 |
もともと体内に存在する成分ゆえ、基本的に副作用はありません。 注射部位の疼痛、内出血が一過性に生じることがあります。 稀にアナフィラキシー(0.1%未満)の症状があらわれることがあります。 |
予約の必要性 | 有 |
価格 |
200mg 2,200円 ※100mgにつき1,100円(税込) |