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顔の痛み

顔の痛みの原因

分類

主な原因

特徴・症状

神経性

三叉神経痛

顔の片側に電気が走るような強い痛み(数秒~数分)、触れる・話す・食事で誘発

帯状疱疹後

神経痛

皮疹の後のピリピリ・焼ける痛み

舌咽神経痛

のど・耳の奥の鋭い痛み

後頭神経痛

後頭部~耳の後ろの痛み

筋・骨格性

顎関節症

あごの痛み、口が開きにくい

筋筋膜性疼痛

症候群

顔面の鈍い痛み

歯科・耳鼻科

虫歯・

歯周病

歯や歯ぐきの痛み

副鼻腔炎

頬や額の鈍い痛み、鼻づまり

耳下腺炎

耳の前の腫れと痛み

血管性

群発頭痛

目の奥の激しい痛み、涙、鼻水

片頭痛

片側のズキズキする痛み、光・音過敏

腫瘍性

脳腫瘍

徐々に悪化、しびれ・麻痺を伴う

鼻腔・

副鼻腔腫瘍

片側の鼻づまり、出血、顔の痛み

その他

心因性疼痛

検査で異常なし、ストレス関連

非定型顔面痛

持続的な顔の痛み

顔の痛みには、さまざまな原因がありますが、「電気が走るような鋭い痛み」が繰り返し起こる場合、「三叉神経痛」の可能性があります。

三叉神経は顔面の感覚を脳へ伝える神経で、額、頬、下顎の3つの領域に分布しています。この神経が圧迫されると、顔の片側に突発的な激しい痛みが生じます。痛みは数秒~数十秒続き、食事や歯磨き、洗顔、風が当たるいった日常のわずかな刺激で誘発されるのが特徴です。

原因としては、脳血管が三叉神経に接触・圧迫ることによるものが多く、稀に脳腫瘍多発性硬化症が関連ることもあります。

特徴的な臨床症状や、MRI検査で原因となる神経圧迫や他の疾患の有無を確認することで診断をつけます。

治療は、内服薬(カルバマゼピン等の抗てんかん薬)による薬物治療が第一選択となります。薬物治療で症状のコントロールが不十分なときや薬の副作用が問題となるときは、手術による神経減荷術やγナイフ(定位放射線治療)といった外科的治療が検討されます。

顔の痛みでお悩みの方は、ご相談ください。

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