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膝専門外来

当院の「膝専門外来」は、毎週火曜・金曜の午後に実施しており、副院長である整形外科専門医が担当しています。

「膝の痛みは年齢のせいだと諦めている」

「膝の痛みや違和感があるけれど、スポーツを続けても大丈夫?」

「ヒアルロン酸注射って効果あるの?」

「手術を勧められたけれど、本当に必要なのか?」

このようなお悩みやご質問に、膝の専門医が丁寧にご説明いたします。
膝の治療は、必ずしも直ぐに手術をしなければならないわけではありません。まずは、薬による痛みのコントロール、関節注射、理学療法士によるリハビリテーション、再生医療(PRP療法・培養軟骨移植術)といった、手術に頼らない多様な治療法をご提案いたします。こうした保存的治療だけで症状が改善するケースも少なくありません。
 一方で、関節の損傷が進行している場合や、長期間にわたり痛みが強く日常生活に支障をきたしている場合には、手術した方がより確実な改善が期待できると判断されることがあります。また、スポーツ障害で関節の安定性や機能が損なわれている場合にも、競技復帰やパフォーマンス維持を目指すうえで、手術が最も効果的な選択肢となり得ます。なお、手術を行う場合には、やよいがおか鹿毛病院にて担当医自身が責任持って執刀いたします。ご要望に応じて、他の提携病院をご案内し手術を受けていただくことも可能です。
 当院では、各々の疾患の特性や進行度、ライフスタイル、アスリートの場合は競技レベルや目標まで考慮したうえで、最適な治療法をご提案しています。痛みを改善させるだけでなく、「どう動けるようになりたいか」「どんな生活を送りたいか」といったご希望を伺いながら、無理のないかたちで治療を進めてまいります。どうぞ安心してご相談ください。

 ※やよいがおか鹿毛病院;佐賀県鳥栖市弥生が丘2丁目143

このような症状があれば、膝専門外来を受診してください。

  • 階段の上り下りで膝が痛む
  • 正座ができない
  • 歩くと膝に引っかかる感じがある
  • 膝の曲げ伸ばしが困難
  • 膝に水がたまる、腫れている
  • 運動時に膝が外れる感覚がある
  • 膝の不安定感がある
  • スポーツ後の膝の痛み・違和感

膝関節外来で扱う主な疾患

  • 変形性膝関節症
  • 半月板損傷
  • 前十字靭帯(ACL)損傷
  • 内側側副靱帯(MCL)損傷
  • 膝蓋骨脱臼
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
  • オスグッド病・セーバー病など成長期スポーツ障害
  • 関節リウマチによる膝関節痛
  • 化膿性膝関節炎
  • 特発性骨壊死
  • 化膿性膝関節炎
  • 滑膜骨軟骨腫症
  • ベーカー嚢腫
  • 離断性骨軟骨炎
  • 膝の再生医療(PRP・培養軟骨移植 等)対応疾患

膝関節疾患の治療法について

薬物療法

膝の痛みや腫れに対して、内服薬や外用薬によって炎症を抑え、症状の緩和を目指します。
特に初期や軽症の場合、あるいは日常生活への支障を最小限にとどめたい方には、薬物療法が第一選択となることも少なくありません。痛みがあることで筋力が低下したり、動きが悪くなると、症状の悪化につながることもあります。そのため、薬によって症状をコントロールしながらリハビリや他の治療を進めることは、回復への大切なステップです。
また、ご高齢の方や持病のある方にも配慮し、体に無理のない範囲で安全性を重視した薬剤を選択しています。治療効果や副作用の有無を見ながら、状況に応じて他の治療法への切り替えも柔軟に対応いたします。

  1. 消炎鎮痛薬(NSAIDs):ロキソプロフェン、セレコキシブなど
    • 痛みや炎症を抑える第一選択薬。内服・湿布・ゲルなどの形で使用します。
    • 長期使用には胃腸障害・腎機能低下のリスクもあるため、定期的な評価と副作用の管理が不可欠です。
  2. アセトアミノフェン
    • 軽度の慢性痛に有効で、高齢者でも比較的安全に使用可能な薬剤です。
    • 初期や軽症例に適しており、ガイドラインでも使用が推奨されています。
  3. プレガバリン、ミロガバリン
    • 神経障害性疼痛(神経由来の痛み)に適応があります。
    • 一般的な消炎鎮痛剤NSAIDsで十分な効果が得られない時に使用します。
    • 痺れ・電気が走るような痛み・焼け付くような痛みを緩和します。
    • ふらつき・眠気・浮腫などの副作用に注意する必要があります。
    • 腎機能低下している場合は副作用が現れやすいため注意を要します。
  4. その他の薬剤:デュロキセチン、トラマドールなど
    • 慢性の疼痛に対して適応があります。
    • デュロキセチン:セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬(抗うつ薬の一種)
    • トラマドール:オピオイド系鎮痛薬
    • 副作用(めまい、嘔気・嘔吐、傾眠、倦怠感など)に注意が必要です。
    • 他に服用中の薬がある時は相互作用に注意する必要があります。

関節注射

関節注射は、膝関節の痛みや炎症を直接的に和らげるための治療法であり、変形性膝関節症や関節炎、関節水腫に対して有効です。薬物療法やリハビリと併用することで、より効果的に痛みをコントロールし、日常生活動作を改善することが期待されます。

以下のような場合に、関節注射が行われます。

  • 膝が腫れている、水がたまっている
  • 歩き始めや階段での膝の痛みが強い
  • ヒアルロン酸注射での症状緩和を試したい
  • 消炎鎮痛薬の効果が不十分、または内服が困難
  • 手術を避けたいが、動作に支障がある

関節注射は、「痛み止めを飲み続けるしかない」「まだ手術はしたくない」とお悩みの方にとって、比較的負担の少ない治療選択肢です。
当院では、画像検査や診察によって治療効果を検討し、安全かつ適切なタイミングでの注射治療を行っています。
膝の痛みや腫れが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

主な関節注射の種類と目的

注射の種類 目的・効果 対象疾患
ヒアルロン酸注射 関節の潤滑・クッション作用、軟骨保護、炎症軽減 変形性膝関節症、関節内の摩耗やこわばり
ステロイド注射 強い炎症や腫れを抑える、即効性があるが使用頻度に制限あり 急性の滑膜炎、関節リウマチ、水腫の強い場合
関節穿刺+注射 たまった関節液を抜いて腫れを軽減・関節液の検査、その後に薬液注入 関節水腫、感染・結晶性関節炎の除外にも有用

PRP注射(再生医療)

自己血由来の成分で組織修復を促す、痛みの緩和を図る 軽〜中等度の変形性膝関節症、スポーツ外傷

◆ヒアルロン酸注射について

  • 変形性膝関節症の治療において、ガイドラインでも第一選択肢のひとつとされています
  • 膝関節内に直接注入することで、関節液のような働きをし、潤滑・軟骨の摩耗を緩和します。
  • 通常、週1回の注射を5回ほど繰り返すことで効果が出やすいとされていますが、症状に応じて継続投与も行われます。

メリット:

  • 副作用がほとんどなく、繰り返し使用が可能
  • 高齢者にも安全性が高い
  • 関節の動きが滑らかになり、動作時の痛みが軽減されやすい

注意点:

  • 効果の感じ方には個人差があり、すぐに痛みが取れるとは限らない
  • 重度の変形が進んだ場合には、十分な効果が得られにくいこともあります

◆ステロイド注射について

  • 強い痛みや炎症がある場合に、即効性のある抗炎症効果を期待して使用されます。
  • 効果は高いものの、軟骨や骨への影響を考慮して、使用回数には制限があります。
  • 主に、水腫のある急性炎症期、関節リウマチ、激しい痛みが出ている時期に選択されます。

◆関節注射の注意点・よくあるご質問

Q) 注射は痛いですか?
A) 極細の針を使用し、短時間で終了します。ほとんどの方が「我慢できる程度」と、仰っています。

Q) 副作用はありますか?
A) ヒアルロン酸注射ではまれに軽い腫れや熱感が出ることがあります。ステロイド注射は頻回使用を避ける必要があります。

Q) 何回で効果が出ますか?
A) ヒアルロン酸は、通常5回続けることで関節の動きや痛みが軽減されることが多いと言われています。ただし、効果には個人差があります。

リハビリテーション

膝関節の疾患において、リハビリ(理学療法)は治療の中心となる重要なアプローチです。「筋力の低下」や「関節のこわばり」は、痛みや変形を助長するだけでなく、日常生活や競技パフォーマンスの低下につながります。
当院では、患者さまの年齢・体力・生活背景・復帰目標に合わせた個別プログラムを作成し、理学療法士と連携しながら段階的に機能回復を図ります。術前・術後のリハビリ(人工膝関節、靭帯再建など)にも対応しています。「年齢のせい」「もう運動できない」と諦めず、できることから少しずつ身体を整えるお手伝いをいたします。

◆高齢者のリハビリ

「痛みの軽減」と「転倒予防」、そして「自分らしい生活の継続」を目標に

  • 膝の痛みにより活動量が減ると、筋力・バランス能力・柔軟性が急速に低下し、さらに痛みが悪化するという悪循環に陥りやすくなります。
  • リハビリでは、太もも(大腿四頭筋)やお尻の筋肉を中心とした筋力トレーニングを安全に実施します。
  • 正しい歩き方・階段昇降・椅子からの立ち上がり動作など、実生活に即した動作訓練も行います。
  • 骨粗鬆症や併存疾患に配慮しながら、無理なく、安心して取り組めるプログラムを考案しています。

◆若年者・中高年のリハビリ

身体機能の改善を通じて、日常生活や仕事へのスムーズな復帰を支援

  • 変形性膝関節症の初期や半月板損傷など、手術を必要としない膝痛に対しても、リハビリは非常に有効です。
  • 生活スタイルや仕事内容(長時間立ち仕事・階段の多い職場など)に応じて、筋力・柔軟性・姿勢・歩行の調整を行います。
  • 必要に応じて、体重管理や運動習慣の見直し、ホームエクササイズ指導も併せて行い、再発予防につなげます。

◆アスリート・スポーツ愛好家のリハビリ

「競技復帰」「パフォーマンスの維持・向上」まで視野に入れた機能回復

  • 前十字靭帯損傷(ACL損傷)、半月板損傷、オスグッド病、ジャンパー膝などに対して、競技レベルや競技種別に応じた専門的リハビリを実施します。
  • 単なる筋力強化にとどまらず、バランス訓練・ジャンプ動作・方向転換・瞬発力トレーニングなど、スポーツ動作に直結したメニューを段階的に導入。
  • 競技復帰の際には、再発予防プログラムや心理的サポートも取り入れ、安全かつ確実な復帰を支援します。

再生医療

近年、整形外科領域では、軟骨や靱帯などの組織の“自然な回復力”を活かす治療法=再生医療が急速に進展し、変形性膝関節症やスポーツによる軟骨・靭帯損傷に対する新たな治療選択肢として注目されています。
PRP (Platelet Rich Plasma;多血小板血漿) 療法は、自己血液を採取・遠心分離して組織修復に必要な成長因子を抽出し、それを関節や痛みのある部位に注射する治療法です。その中でも、PDF-FD (Plasma Derived Factors -Freeze dry) 療法は、PRP療法の次世代版として、より高濃度に抽出された成長因子を用いる点が特徴です。フリーズドライ加工による保存性の向上により、治療スケジュールの柔軟性も広がりました。入院の必要がなく外来で受けることができ、身体への負担が少ない新たな治療手段です。手術以外の治療法を模索されている方や、将来的な関節温存を目指す方にとって、有力な選択肢となり得ます。
また、関節鏡を用いてご自身の軟骨を採取し、培養した後に軟骨の損傷部に移植する自家培養軟骨移植術も、近年発展してきています。関節をできるだけ温存したい方に適した新しい治療法として注目されています。ここでは、これら2つの再生医療の特徴についてご紹介いたします。

◆PDF-FD療法

PDF-FD療法は、自然治癒力を高める再生医療の一種で、変形性関節症、スポーツ外傷などの治療に期待が寄せられています。自己血液から抽出した血漿由来の成長因子を精製・濃縮し、さらにフリーズドライ(凍結乾燥)加工を施すことで、有効成分を長期保存可能な状態にします。このPDF-FDを患部に注入することで、組織の修復と炎症の抑制を図ります。

※PFC-FDに含まれる成長因子

FGF4 線維芽細胞増殖因子
EGF 上皮細胞成長因子
PDGF-a/b 血小板由来成長因子
TGF-β β型変異増殖因子
VEGF 血管内皮細胞増殖因子
IGF-1 インスリン様成長因子1
HGF 肝細胞増殖因子
主な効果
  • 軟骨や腱の修復促進
  • 炎症の抑制・痛みの軽減
  • 組織再生のサポート(自己治癒力の強化)
  • 関節のこわばりや可動域制限の改善
対象となる疾患
  • 変形性膝関節症 (初期〜中等度)
  • 半月板損傷
  • 靱帯損傷
  • スポーツ外傷による膝関節痛
特徴・メリット
  • 自己血液由来のためアレルギーや感染リスクが低い
  • 関節内の炎症を押え、疼痛軽減が期待できる
  • 軟骨修復・再生の促進作用が期待できる
  • フリーズドライ加工しているため保存性が高く、治療スケジュールを組みやすい
  • 入院を要さず、外来にて短時間で施行可能
  • 数週間〜数か月かけて徐々に効果が出ることが多い

保険適用外(自由診療)ですが、手術前に試みる選択肢として注目されています。

                              PDF-FD療法について詳細はこちら

 

◆培養軟骨移植術

軟骨は、関節の動きを滑らかに保ち、衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。しかし、ケガなどで一度擦り減った軟骨は自然治癒することがありません。軟骨組織には血管がなく、血液中に含まれる組織修復に必要な成長因子が供給されないためです。長年、臨床では損傷した軟骨は自己修復しないというのが常識とされており、治療の中心は、痛みを緩和させる薬物療法やリハビリ、人工関節等の対症療法に限られていました。そのような中で、「自分の軟骨を使って、欠損した部分に新しい軟骨を育てて戻す」という根本的な治療法=再生医療が生まれました。それが「培養軟骨移植術」です。

 

 

自家培養軟骨は、「膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎」を適応対象として、 2013年4月1日より保険適用になりました。また、2025年5月に「変形性膝関節症」が適応対象に追加されました。
培養軟骨移植術は、厚生労働省が定める安全管理基準を満たし、必要な研修の修了や地方厚生局への届出など、所定の手続きを完了した医療機関のみが実施可能な先進医療です。やよいがおか鹿毛病院は当該治療を認可されており、2021年より8例の培養軟骨移植を行なっておりますが、いずれも良好な経過を得ています。当院に通院中の患者さまで培養軟骨移植術の適応と判断された場合には、やよいがおか鹿毛病院にて、当院副院長(整形外科医)が治療を行います。

 ※培養軟骨移植術について、下記Webサイトにも情報が掲載されています。
   株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)
  https://www.jpte.co.jp/business/regenerative/cultured-cartilage/index.html

 

手術療法

膝の痛みが強く、薬物療法、関節注射、リハビリなどの保存的療法で十分な改善が得られない場合、手術を考慮します。近年は、年齢や活動レベル、疾患の種類や進行度に応じた多様な手術法が確立されており、より安全で効果的な治療が可能となっています。

◆関節鏡視下手術

膝の複雑な内部構造を直視下で治療できる低侵襲な手術法です。

適応疾患
  • 半月板損傷(切除・縫合)
  • 軟骨損傷・軟骨下骨損傷
  • 関節内遊離体除去
  • 滑膜炎や関節内炎症の洗浄・切除
  • 前十字靭帯損傷の確認や補助的処置
関節鏡手術のメリット
  • 傷口が小さく、出血や痛みが少ない
  • 回復が早く、日常生活やスポーツへの復帰もスムーズ
  • 関節内部の状態を直視下に確認でき、診断精度が高い
  • 入院日数が短い
術後について
  • 術後早期からリハビリ開始
  • 定期的な診察と適切なリハビリを継続することが重要
  • 職場復帰・スポーツ復帰のタイミングは、年齢・疾患・回復状態によって異なる

◆高位脛骨骨切り術(HTO)

高位脛骨骨切り術(HTO:High Tibial Osteotomy)は、変形性膝関節症でO脚傾向のある場合に行われます。膝関節の内側に体重がかかりすぎることで生じる痛みや変形に対し、脛骨の角度を調整して荷重のかかる位置を外側へ移すことで、症状の改善を目指します。

適応となる例
  • 初期〜中期の変形性膝関節症
  • 日常生活での膝の痛みが強く保存的療法では効果が乏しい場合
  • 比較的若く(40~60歳代)、自分の関節を残したい場合
  • 人工関節は避けたい、将来に延期したい場合
メリット
  • 自分の膝関節を残せる関節温存術
  • 関節の自然な動きを保ちながら、痛みの根本原因にアプローチできる
  • 将来の人工膝関節置換術を延期又は回避できる可能性
  • 活動性の高い方にも適応
注意点
  • 末期の完全に擦り減った関節には適さない
  • 骨が癒合するまで時間がかかるため一定期間のリハビリが必要

◆人工膝関節置換術(TKA)

人工膝関節置換術(TKA:Total Knee Arthroplasty)は、変形性膝関節症や関節リウマチなどで関節の軟骨や骨が著しくすり減ってしまった膝に対し、損傷した関節部分を人工の金属や樹脂でできた関節に置き換える手術です。 痛みを取り除き、日常生活の動作をスムーズに行えるようにすることを目的とした、実績のある治療法です。

適応となる例
  • 変形性膝関節症が進行し、強い痛みで日常生活に支障がある場合
  • 保存的療法(薬・注射・リハビリ)で効果が得られない場合
  • 夜間や安静時にも膝の痛みが続く場合
  • 関節リウマチなどで膝関節の破壊が進行している場合
メリット
  • 長年の膝の痛みを根本的に改善できる
  • 変形が矯正され、歩行・階段動作がスムーズになる
  • 高齢の方でも高い安全性と満足度があり、QOL(生活の質)の向上が期待できる
注意点
  • 適正な体重を維持する
  • 日常動作において過度の負荷をかけない(正座など)
  • 膝に強い衝撃や捻りを伴うスポーツは控える(ジョギング、スキー、サッカー、ラグビー、テニス、バスケットボールなど)
  • 従来人工関節の耐用年数は15-20年とされていたが、近年ポリエチレン素材の改良や手術手技の向上により、長期使用が期待できるようになった
  • 感染や血栓などの術後合併症リスクがあるため、慎重な術前評価と術後管理が必要

手術実績                         ※当院整形外科医師のやよいがおか鹿毛病院における執刀手術件数

手術実績 2024年度 2023年度
膝関節手術術式 件数 件数
靭帯再建術(前十字靭帯) 12 17
半月板手術(縫合術、部分切除術) 20 9
軟骨修復術(培養軟骨移植、採取術など) 2 5
膝蓋骨脱臼制動術 1 1
分裂膝蓋骨手術 1 0
他の関節鏡手術 7 8
骨切り術 13 20
人工膝関節置換術(TKA UKA) 22 17
人工骨頭挿入術 2 4
骨接合術 3 5
その他 41 45
125 131

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